スルベキ人は辛い

それは、やるべきだ。俺がやらねば誰がやる。

それは、かっこいい。しかし、いつも自分をすり減らしても、心の中の淡い期待は、叶わないことが多い。スポーツでは、一致団結の美学がある。それは、ルールが明確で、時間も短時間だからだ。

一般社会の組織内では、徒労に終わることも多い。見所のある奴だと、引き上げてくれる場合もあるが、大概は働き者のレッテルを貼られるだけだ。サボれと言っているのではない。好きでもないことに、リソースを掛けても得るものは少ないと思う。

その仕事は、あなたが今、やらなければならないのか。Yesなら、すぐ取り掛かる。少しでも、揺らぐなら、見送っても良いのではないか。お金を掛けても、誰かがやるならそれもいい。辛いが怨みに変わらぬよう、自分を守れるのは、自分だけだ。